鬼談百景 読了
小野不由美さんの鬼談百景を読了しました。
内容はタイトルや表紙から分かる様に、怪談になります。百物語です。短い怪談がびっしり詰まってました。
読み終わるまでかなり時間がかかりました。特別分厚い本ではないんです。普通の文庫本くらいの厚さだと思います。文章も読みやすく簡潔で、1話あたりのページ数も多くて10ページもないんではないでしょうか。
総じて読みやすい本、と言われるタイプかなと思います。
ただやっぱり怪談というだけあり、薄気味悪い話が多かったです。特別恐怖を感じるお話はなかったのですが、どれもかれもがどんよりしていて、なかなかページが進みません。おかげで読了するまでに1ヶ月はかかったかも。
初読みの作家だったのですが、作者のお名前はよく目にしていました。屍鬼とか書かれている作家ですよね。怪談やホラーが得意な作家なのかな?
今作は短編集みたいなものなので、今度は長編でこの作者の本を読んでみたいです。