エプロン男子 読了
積み本、「エプロン男子」 著 山本 瑤 を読了しました。
集英社のオレンジ文庫です。……オレンジ文庫ってコバルト文庫のレーベルなのかな?公式サイトは一緒ですよね。
この本が発売される前、公式サイトでこのお話を試し読みしたんです。すごく好きな雰囲気だったのですぐに購入したんですが、購入してから三年近く積んでました……。
すごく面白かったので、もっと早く読めばよかったな。
それぞれなんらかの理由でまともな食事をしていない(食事をできない)女性の元に、イケメン男性がご飯を作ってくれるお話です。
出てくるメニューは美味しそうですが、作り方とかが載ってるわけじゃないので、料理本にはならなそう。
私は食事が取れなくなった訳ありの女性に共感したりして、楽しめました。私も子供時代はなかなか訳ありのだったので……。
主婦の女性の悩みなんかは、リアルで胸にきたなぁ。
エプロン男子は全員で4人。それぞれオムニバスになってるんですが、誰が誰なのか分からなくなって少し大変でした。私は人の名前を覚えるのが苦手なので、他の人は困らないかも。
文字が詰まってないのですごく読みやすいです。でも意外と大人も楽しめる……というか大人向きなところもあるので(訳あり女性の境遇が重かったりする)大人の女性に読んでもらいたいな。
2巻まで発売されていて、私は2巻も積んであるので、すぐに読んでみようと思います。