ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女 プレイ完了
任天堂さんのファミコン探偵倶楽部、うしろに立つ少女をクリアしました。
今作は前にプレイしたファミコン探偵倶楽部、消えた後継者の続編になります。
まあ続編といっても消えた後継者の2年前に起こった事件のお話なので、どちらからプレイしても大きな支障はないと思いますが。
今作、うしろに立つ少女は前作と違い、何度か移植されているゲームです。確かスーファミ版とアドバンス、3DSでDL販売もされていたかな。前作の消えた後継者は初移植だったのに対して何度も移植されている今作は、それだけでその人気ぶりがうかがえます。
個人的な感想ですが、私も消えた後継者よりこちらのほうが面白かったです!
消えた後継者ももちろん面白かったのですが、今作は誰にでも身近な学校にまつわる怪談話が絡んでくるお話。薄気味悪さもあってなかなか雰囲気がありました。
物語自体はきちんと推理ミステリーとして進んでいくのですが、最後のどんでん返しには興奮しましたね。演出も恐怖心を感じるものがあり、当時の子供たちにトラウマを与えたというのもなるほど納得といったところ。
ただ現代においてはもっと過激な映像やストーリーが溢れているので、めちゃくちゃ怖いものではなかったです。
30年前の技術がない時代にゲームでここまで出来た、ということが物凄いのだと思います。
ちょっとした演出も凝っていますし、アドベンチャーとしては最高潮な出来栄えだと思いますが、やはりプレイ時間は短いです。
サクッとクリアできるのは良いことなんですが、いくらクオリティが高くても10時間かからないプレイ時間で4000円近く出すのは高いと思う人もいるかも。
個人的には気に入ったので、新しいシリーズになればいいのになと思っています。実はファミコン探偵倶楽部には過去にもう一作出ているらしいので、そちらのリメイクを期待したいです。