ヒトごろし下 読了
京極夏彦の「ヒトごろし下」を読了しました。
上を読み終わってからすぐに読み始めたのですが、上巻より時間がかかってしまいました。
お話の中盤から後半になると、やっぱり新撰組のストーリーは重たいんですよね。死人ばかり、負け戦ばかりですから。
京極夏彦の土方歳三は狂人ですが、行き着く先は史実どおりです。そして不思議なことに戦が苛烈になればなるほど、狂人だった土方さんの人間味が増していきました。
最期はカッコ良かった……。
ページ数はめちゃくちゃ多いですけど、新撰組や土方歳三が好きな人は是非読んでほしいです。
余談ですが表紙の土方歳三がめちゃくちゃカッコよくて、どこのモデルさんなんだろうと思っていたのですが、調べたところなんと造形物。
お人形?フィギュアになるのかな?
家に飾りたいですw